東京学芸大学附属小金井小学校には3つの特色があります。
東京学芸大学は教員養成を主たる目的とした大学です。そのため大学3、4年生が毎年9〜10月と2月、各学級に数名ずつ配属されて教育実習を行います。若さと意欲に溢れる実習生は本校教員の指導のもと、教材作りや授業研究を熱心に行います。教育実習の他にも、実習の事前事後指導等で、多くの学生が参観に訪れます。また、学校インターンシップ、授業ボランティア、教育実習ワークショップ等で、多くの学生が来校し指導方法を学んでいます。
本校は教科教育研究を大切にして授業研究に取り組んでいます。研究テーマは「理解を深め、知を創造する子の育成 -子どもの思考を媒介する「メディア」に着目して-」です。授業場面で一人一人の子ども固有の論理の展開と他者との出会い、対話、協働を大切にしています。そのために、授業を構成する学習環境を多面的にデザインし、子どもの思考の結び目とかかわり合いを媒介する「メディア」の働きに着目して研究を進めています。
80年近い長い歴史と伝統を受け継いでいるのが、第3〜6学年で実施される校外宿泊生活です。そのねらいは、豊かな自然の中で共同生活を行い、互いに支え合いながら、心身の成長や生きる力を育むことです。集団での宿泊と自然体験活動の充実は新学習指導要領(平成20年3月公示)でも強調されています。
未定