1.附属学校としての使命
(1) 義務教育学校として、公立学校と同様に初等普通教育を実施します。
(2) 教育実習学校として、教育学部学生の教育実施研究を実施します。
(3) 実験・実証学校として大学との研究連携を保ち、附属学校として実践的な立場から、実験・実証を試みます。
(4) 教育研究校として、教育の理論と実際に関する各分野の実践的研究を試みます。
(5) サービスセンター校として、実践研究の成果を、全道教育研究大会での授業公開、研究紀要の刊行、研究情報紙の発行などを通して発表します。
2.本校の教育の目標
本校は、190万の人口を擁する札幌市街の北東に位置し、石狩市・当別町に隣接する田園地帯に置かれています。
現校舎は、平成元年4月に、現在地「あいの里」へ移転しました。北海道教育大学札幌校および附属中学校と同一キャンパス内にあり、大学・中学校と連携した運営、研究交流が可能な環境にあります。
本校児童は、札幌市全域から通学しています。
そのため、バス・地下鉄・JR・市電を利用して通学している児童が全校児童の約85%(平成25年度)に及びます。
地下鉄麻生駅、栄町駅と本校の間には、本校児童通学スクールバスが走っています。また、JRあいの里教育大駅からもスクールバスが出ています。
このように公共交通機関を利用して通学することは遠距離ゆえの辛さもありますが、社会性を培うよい機会となっています。
本校の正門を入りますと、その道の左右に藤棚があります。この藤棚は、実に80余年にわたって本校のシンボルとして大切にされ、あいの里への校舎移転の際に旧藻岩校舎より移 植されました。毎年、6月初旬に咲かせる優美な花房と、ふくいくとした気品ある香りは、本校児童像への願いを象徴しています。小さな一つ一つの花が創り出す房としての「美し
さ」、垂れ下がった房のもつ「謙虚さ」、そして全体としてもつ「気品」、風雪に耐える藤づるの「たくましさ」・・・これらの願いは、全校文集「ふじふさ」、通知表「ふじふさの子 」、特別支援学級「ふじのめ学級」などの命名に生かされています。
未定