本校は、明治6年に日本初の国立の師範学校の練習小学校として設立され、児童の心身の
発達に応じて義務教育としての普通教育を行っている。その使命は、筑波大学の附属小学校と
なった今でも、初等教育の理論と実践の研究校として受け継がれている。その成果は、国内外
から訪れる年間1万人以上の公立学校教師をはじめとする教育関係者に供されている。
本校は筑波大学に附属し、初等教育の理論と実際について研究すること使命とし、その成果を
一般小学校教育の参考に供する。
また、本校は教師希望の大学生や全国各地から派遣される現職の研修生に対して教育実習、
研究実践の場として活用されている。
近年は世界各国からの参観者も多くあり、研究成果などの紹介を通して国際交流も行われるようになってきている。
研究成果は年度内に2回、2日間ずつ、学習公開研究発表会(6月)初等教育研修会(2月)に
おいて公開している。
学習公開研究発表会は、研究主題のもとに研究発表、研究授業、研究協議、児童発表、
各研究部門ごとの分科会などを行う。
初等教育研修会は、学習公開に続いて全国第一線の研究者を招いて、本校教官とともに
初等教育における現代の課題を追究する。
未定