本校では、2002年度より小中一貫教育の教育課程と学校システムの研究をすすめてきました。この度、キャリア教育を中核に据えた小中一貫教育学校としてスタートしました。小中の学校施設を一体化し、小中9年間を通して、生徒一人一人のキャリア発達能力に焦点を当てた教科授業をはじめ、様々な教育活動を展開しています。小中教員が子どもの育ちを9年間で見つめるなかで、現代社会に生きる力を育成しています。
初等部(1~4年)では、学級担任制を基盤に基礎・基本の徹底を図ります。1年生は各クラスに副担任もおき、1クラス2人担任制です。2~4年生は各クラス担任とは別に学年担当を1人おいています。
中等部(5~7年)では、教科担任制を取り入れ、生徒一人一人の学力の定着を図ります。7年生に向けて徐々に完全教科担任制に移行していきます。また、中等部生徒は学校生活の本拠を高等部生徒とともにすることで、小中ギャップ解消につなげています。高等部(8・9年)では、生徒一人一人に合わせて個性や能力を伸張します。一人一人が持つ将来の夢の実現に向けて努力する生徒を育てます。
本校は文部科学省研究開発学校指定を受け、1年生から9年生まで、小中9年間一貫した本校独自の英語教育カリキュラムを作成・実践しています。1年生から外国人講師とのティームティーチングによる英語の授業を週1時間設定しています。
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